パパ活は犯罪ではない

違法性のないパパ活

 

パパ活は援助交際や淫行など犯罪の一種だと勘違いする方がいますが、18歳未満でないことをしっかり確認するなど、最低限のリスク管理とモラルを持って活動すれば違法性は一切ありません。
ポイントになるのは、18歳未満の少女とパパ活をしないことと、女の子に対して筋の通った対応をすることです。

 

 

売春とパパ活の違い

 

売春は違法行為ですが、基本的に罰せられるのは売春を斡旋した仲介者や業者などで、行為を行う男女が罰せられることはありません。
ソープの場合は売春斡旋に該当する恐れがありますが、お風呂のある密室で男女が同意のもとで行為を及ぶ形式を取ることで売春法違反を回避しています。
入浴料の名目で金銭のやり取りをするソープが認められているくらいなので、お手当という形で男女が同意のもとでホテルに行って肉体関係を持っても、罰せられるリスクは限りなく低いです。
念のため、お金を渡す際は「タクシー代」など性行為に対する対価ではない名目だと一言添えておくとよいでしょう。

 

パパ活の検挙事例

 

パパ活は2010年代中盤に登場し、2017年にドラマ「パパ活」が放映されたことをキッカケにブームが到来しました。
まだ歴史の浅い男女の交際方法ですが、すでに一部で検挙された事例があります。
過去にあった実際の検挙事例をまとめました。

 

窃盗罪

パパ活で高級ブランド品を購入し、女の子にプレゼントするも「高級品を持ち運ぶのは危険」だと言ってコインロッカーに預け、その後に「ATMからお金をおろしてくる」といって逃げた男性が逮捕されました。
容疑は窃盗罪で、一度女性にプレゼントした物を盗んだことが理由です。
容疑者は同じ手口を繰り返していたことで逮捕に繋がりました。

 

児童売春の斡旋

Twitter上で「カリメロ」という美少女出勤サービスを行い、16歳の少女と40歳男性を引き合わせた男が逮捕

 

窃盗

パパ活で知り合った男性がホテルで女性に睡眠薬を飲ませ、寝ている間に財布などから金品を盗み取って逮捕

 

このように、モラルが欠如するなど明確な違法性がある逮捕事例しかありません。
売春などの違法性を問う意見をあるのは事実ですが、グレーゾーンやオフホワイトのようなものです。
まともな活動をしていればパチンコ、ソープ、海賊版の無料エロ動画を閲覧するのと、ほぼ同等程度の違法性しかありません。

 

特に気をつけないといけないポイント

注意が必要なパパ活デート

 

普通にパパ活をしているだけで逮捕される事例は皆無ですが、まだ歴史の浅い交際方法なので、今後はより身近な摘発事例が増えていく懸念があります。
安全にパパ活をするためにも、以下の点に注意してください。

 

  • 18歳の未成年者を相手にしない(女の子が年齢詐称している場合も含む)
  • 既婚者の不倫に注意(ごく稀に女の子が既婚者のケースも)
  • 女の子に対して詐欺行為や嘘をつかない
  • 女の子から違法性のある提案や要求をされても応じない

 

パパ活の最新動向を見ると女性比率が高く、良い対応をするパパを女の子が取り合いする状況になっているため、男性側がモラルさえあれば大きなトラブルが起こるケースは少ないです。
今後、パパ活業界で男性比率が高くなると、思うようにパパ活女子を見つけられない男性を狙い、詐欺行為をしたり犯罪へ加担(ドラッグを勧めて売りつけるなど)したりといった悪質なパパ活女子が増えていくかもしれません。
パパ活に限らずネットマッチングサービスは、常に相手のことを警戒して付き合うようにしてください。